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【違法or合法】日本はどっち?VPNが禁止されている国まとめ

【違法or合法】日本はどっち?VPNが禁止されている国まとめ

あると安心便利な「VPN」。実は、厳しく規制をかけたり禁止にしている国もあるんです。この記事では、日本ではVPNが違法なのか合法なのか、VPNが禁止されている国、禁止している国はどうして禁止しているのか、についてをまとめてみました。

「VPN」は日本で違法?合法?

安心してください!日本では、VPNは合法的なシステムとしてきちんと認められています。

ただし、VPNを犯罪行為に利用するというのはもちろん違法になるのでそれは念頭に置いてくださいね。

ちなみに日本のVPN使用率は「2%以下」ということで、意外にも利用されていないんですね。日本以外の国でVPNが合法とされて国の使用率は、アメリカ約16%、イギリス約15%と日本を大きく引き離してはいますが、それでも10%台という結果です。

日本では、VPN 無料版もあるんですが制限が多かったり、信頼性が薄かったりするので、そこをクリアできるVPN 無料版が存在しないのも使用率に影響しているのかもしれません。

VPNの利用を制限している国とその理由

中国:認可されたVPN以外は違法

VPN 中国といった検索ワードが多く見られると思うのですが、中国では非常に規制が強く、政府に認可されたVPN業者のみが営業を許可されています。この許可されたVPN以外は、もちろん違法になります。

さらに、中国ではTwitter、Facebook、Instagramなどの各種SNSへのアクセスが制限されています。もし、出張や旅行等で中国へ行く場合は注意が必要になりそうです。

中国がVPNに規制をかけている理由としては、中国政府に対して不利になる情報を海外から入らないようにすることや国内産業への育成妨害を避けるためだと見られています。

イラン:認可されたVPN以外は違法

中国同様、イラン政府に許可されたプロバイダのみの使用が可能です。しかしながら、認可されたVPNは間接的に政府がユーザーの検閲や監視を実施している可能性があると言われています。

イラク:違法

もともとオンラインの使用に関しての自由が制限されていましたが、近年に入って、さらにVPNを違法としました。イラクでは、ニュースでさえも検閲された話題であるため、最新情報を入手することすら困難な状態であると言えます。

イラクがVPNを違法としている理由として、ISISを追跡し、食い止めるためとしています。

ロシア:違法

ロシア政府も、近年VPNを禁止する法律を可決しました。ロシア政府のブラックリストに掲載されているサイトおよび各種SNSへのアクセスを違法としており、主に国外からの情報の流入を阻止しています。

ロシアがVPNを違法とする理由としては、国内の統制をとるためとしており、ロシア国民が閲覧できる情報を厳格にコントロールしている状態です。

ベラルーシ:違法

ロシアのVPN禁止法案後、ベラルーシでもVPNサービスの使用を制限しました。ISPでは関係組織の発行している禁止サービス一覧を定期的に確認することが義務づけられています。

オマーン:違法

オマーンでは、インターネットを含むメディアを活発に禁止・検閲しており、VPNの使用も禁止しています。ただし、オマーンの電気通信規制庁(TRA)が認めた機関や組織のみがVPNを利用できます。

アラブ首長国連邦:制限付きで合法

UAE(アラブ首長国連邦)でのVPNの使用は制限を受けてはいないものの、政府によって禁止されているウェブサイトにアクセスしたりすると、違法行為とみなされて高額な罰金が課せられます。UAEは法律ではっきり規制をしてはいないものの、VPNの利用が推奨されていない状態と言えるでしょう。

トルコ:制限付きで合法

トルコではVPNの使用は違法ではないものの、多くの主流なSNSやウェブサイトがブロックされています。また、トルコ政府は特定のVPNプロバイダーをいくつかブロックしています。多数のサイトを制限している理由としてはテロ防止を目的とし、政治的に敏感なコンテンツを避けるためとされています。

エジプト:制限付きで合法

エジプトでは、VPNの使用自体は違法ではありませんが、VPNを使用してブロックされたウェブサイトにアクセスしようとすると罰金や刑罰を科される可能性があります。エジプトでVPNを使用する際には、注意が必要です。

最後に

ちなみに、トルクメニスタンと北朝鮮もVPNを違法としています。もし、これらのVPNの使用が制限されている国や地域へ行く際は注意が必要なのと、VPNを必要とするなら日本でVPNを契約して行きましょう。VPN おすすめで検索すると、人気のVPNが探せます!