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自分が気付かず当て逃げしてしまった時の対応!捕まるの?出頭はする?

自分が気付かず当て逃げしてしまった時の対応!捕まるの?出頭はする?

車に乗っていると、思わぬ事故に巻き込まれたり自分が起こしてしまったりすることがあるでしょう。自分が当て逃げをして気づかなかったとき、どうするべきなのか知っていますか?駐車場 当て逃げで捕まる確率は極めて低く、気づいたか気づかなかったかに関係なく、その場から立ち去ってしまう人が多くいるのだそうです。しかし、立ち去ってしまった時点で当て逃げという罪に問われます。

この記事では、自分が当て逃げをして気づかなかったときの対処法、そして怠った場合に問われる罪について解説していきます。

自分が当て逃げをして気づかなかった時の対応

自分が当て逃げをして気づかなかったとき、どうすればよいのか困ってしまいますよね。何かにぶつかった記憶はあるけれど、相手がいなかったのでそのまま立ち去ってしまったり、当たったことにも気づかないまま帰宅し、車の傷を見て気が付いたり、さまざまなケースがあるでしょう。早くに対処すれば、刑事責任に問われないこともありますので、放置しないようにしましょう。

すぐに警察に届ける

自分が当て逃げをして気づかなかったとき、気づいた段階で警察に届けましょう。車内の音楽や物音、人の声などにかき消されて、車が何かに接触したことに気付かず立ち去ってしまうことがあるかもしれません。そんなときでも、気づいた時点で警察に届ける義務があります。相手がいて、被害届を出される前に警察に届け出ることができれば、刑事責任を免れられる可能性があります。接触したことに気付かなかったと正直に話しましょう。

相手方へ謝罪する

車をぶつけてしまった相手には、できるだけ早く謝罪に行きましょう。自分が当て逃げをして気づかなかったとき、必然的に謝罪も遅れてしまいます。気づいた時点で警察に届け出たあと、被害者が特定できたら自ら謝罪に出向き、示談交渉に応じる旨を伝えることが大切です。刑事責任に問われなかった場合、物損事故扱いにはなりますが、相手に与えた損害は補償する責任があります。誠意をもって謝罪し、その後の対応をスムーズに進めましょう。

示談交渉を行う

自分が当て逃げをして気づかなかったときでも、示談交渉は行いましょう。当て逃げでも、あとから物損事故として扱われることがあります。当事者間で示談が成立していた場合には物損事故になる可能性が高く、当て逃げをして気づかなかった側に刑事責任を問わないケースが増えます。示談にならないまま当て逃げとして処理されると、最低30日間の免許停止処分となり、前科がついてしまう恐れもありますので、示談を成立させることが大切でしょう。

「当て逃げに気づかなかった」という真意を明確にする

自分が当て逃げをして気づかなかったとき「気づかなかった」というのがどの程度の認識だったのかを明確にしておく必要があります。警察の事情聴取で確認されますので、記憶を呼び起こし正確に答えられるようにしておきましょう。

たとえば「気づかなかった」といっても「今何かに当たったかも…」と一瞬でも思ったのであれば、それは「気づかなかった」うちには入りませんので、注意しましょう。

まとめ

自分が当て逃げをして気づかなかったときの対処法を解説しました。当て逃げに気付かなかったとき、帰宅して車を見て気が付いた段階で、警察に届ける義務が発生します。また「今何かに当たったかも」と思いながら現場を去ってしまうと当て逃げ扱いになりますので、一瞬でも違和感を覚えたのであれば立ち去ることは避けましょう。なるべく早く警察に届け、示談が成立すれば免許停止処分を免れることができるかもしれません。加害者側がどれだけ誠意を見せられるかで結果は変わってきますので、当て逃げは決してしないようにしましょう。