最近ネット上でも目にすることが増えたBitDefenderの文字。ですが、まだまだ日本ではあまり知られていないのも実情です。しかしながら、BitDefenderをぜひ知って欲しい理由があります。この記事では、その知って欲しい理由の一つでもある高い機能性についてや評判について解説していこうと思います。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
BitDefenderの基本情報
- 製品名:BitDefender
- 種類:アンチウイルスソフト
- 開発元:SOFTWIN社
- 本社:ルーマニア
- 対応OS:Windows / Mac / Linux / FreeBSD / iOS / Android
BitDefender 基本概要
発売当初は、「AntiVirus eXpert」という名前でしたが、2001年に商品ブランド名を「BitDefender」に変更し、世界へと販売ルートを拡大していきます。企業向け製品なども開発販売しており、特にヨーロッパでは高い認知度と人気を誇っています。
BetDefenderの高い機能性とは?
一番近い受賞歴だと、世界中のセキュリティ製品に各種の性能テストを実施しているオーストリアの非営利の専門機関の、2022年度性能テスト「AV-Comparatives」においては年間AWARDを受賞していて、その受賞内容としては以下の二つになります。
- Bitdefender Internet Securityについては、2022年に実施されたWindows向けのウイルス対策エンジン性能テストにおいて、最高評価の「Advanced+」を獲得し、2年ぶりの総合1位を獲得。「Product of the Year 2022」も受賞しています。
- K7 Total Securityについては、2022年に実施されたWindows向けのウイルス対策エンジン性能テストのうち、セキュリティソフトが、パソコンの動作に与える影響を比較するテスト「Overall Performance (Low System-Impact) winners」においては、2年ぶり、3回目の1位を獲得しました。この結果を受けて、最優秀製品の「Best Overall Speed 2022 Gold」も受賞しています。
上記受賞歴以外にも、数多くのウイルス検出テストでは長い間ランキングの上位に君臨し続けており、アンチウイルス以外のセキュリティ対策機能に置いても全方向への強さを兼ね備えてるため、業界でもトップクラスのセキュリティ水準を持つアンチウイルスソフトです。例えば、テストでは全てのサンプルマルウェアを検出及び削除できる程の高度なマルウェア対策だと評価を受けています。
マルウェア対策では肩を並べられるのは業界トップクラスのカスペルスキーだと評されることもしばしばあります。
BitDefenderは、その他のセキュリティ機能も充実しており、かなりボリューミーな仕様となっています。
- 高度なランサムウェア対策
- システム最適化
- ネットバンキング保護
- オンライン決済に役立つ安全なウェブブラウザ
- パスワードマネージャー
- VPN
- ペアレンタルコントロール
- ウェブカメラおよびマイクの保護
- 盗難対策 など
もちろんすべての機能が、普通ランク以上の評価を受けているんです。これだけセキュリティ機能が多いと、インターフェースは複雑になりそうですが、それが意外にもシンプルで、分かりやすいインターフェースとなっているのも使いやすくていいですね。
BitDefenderが日本で馴染みのない理由
これだけ、高性能ならなぜ日本でも人気にならなのかと不思議に思いますよね。一つの理由として、2021年まで無料版は言語選択が英語のみしか選べなかったということもあり、言語の敷居が高かったのではないかと推測されます。現在は日本語が選択可能となっています。
そして実は、日本でもBitDefenderのOEM品が販売されているのですが、当然名前も違っているため気がついていないということも挙げられます。もちろん一部機能は異なっていますが、ソースネクスト社の「ZEROスーパーセキュリティ」がBitDefenderのOEM商品です。
まとめ
まずは少しですがBitDefenderを知っていただけたのではないでしょうか。マルウェア対策をはじめとする高い機能性や評判などを解説してきましたが、少しでも気になった方やもっと詳しく知りたい方は、ぜひBitDefenderの公式サイトを訪れてみてくださいね。